南ア深南部 ゼンモン山(964.3m) 2016年10月23日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:14 トンネル西口−−6:22 尾根に乗る−−7:31 ゼンモン山 7:36−−8:12 540m鞍部−−8:16 トンネル西口

場所静岡県浜松市天竜区(旧水窪町)
年月日2016年10月23日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道カーブに駐車余地あり
登山道の有無獣道あり
籔の有無ほぼ無し。あっても迂回可能
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメントトンネル西口の「山王岩峰入口」から尾根に出て山頂を往復。尾根上には獣道あり目印多数あり。意外に露岩が多いが全て巻いてしまい岩登りは不要




トンネル西口から登り始める 山王岩峰入口の看板、道あり
斜めに上がっていく 赤布あろ
鞍部手前から斜面に取り付く サイレン
尾根上の目印 尾根上の目印
標高640m付近 尾根上の目印
標高720m付近 標高720m付近
標高790m肩。大岩あり。ここで左折 標高790m肩から南東を見ている
840m峰を越えて830m鞍部 830m鞍部南側に岩の急斜面登場
右側を巻く 岩稜帯を巻き終わる(標高870m)
標高880m付近 標高900m付近
標高920m付近 ゼンモン山山頂
六呂場山でも見た山頂標識 山頂標識
久しぶりの「将棋の駒型標識」 設置は1998年10月25日。18年前
山頂標識ではないが トンネル北側の540m鞍部。ゼンモン山の案内もある
ダム方面へ下る道もある これは山王岩峰方面
これはトンネル西口方面 トンネル西口到着


 水窪ダムのすぐ南側にあるのがゼンモン山。地形図を見ると登山道の表記は無く、適当に登るしかなさそうだ。規模が小さい山なので事前にネット検索はせず計画を立てた。一番楽そうなのは東を通過する林道からの往復で、登るというより下ることになる。標高差は約350mである。明瞭な尾根なので間違えることはないだろう。

 林道は水窪ダムに起点があるので入ってみたがすぐにゲートがあって通行止め。昔は通行可能だったのだが、どこか崩壊してその後は修理していないようだ。おそらく反対側から入れるからだと判断、遠回りだが一度水窪市街に下りて南下、県道を東に走って山住神社から林道に入る。順調に進むが麻布山登山口でゲートが閉まっていて、その先は廃道化していた。ここから歩いてもいいのだが、その場合は標高差400m近くを下ることになる。これだと下から登っても差がない。それどころか次に登る山に移動するための時間は水窪ダムから登った方がずっと短いのでダムにとんぼ返り。ダム湖岸で車中泊とした。

 翌朝、ダムと市街地を結ぶ林道のトンネル西口へ移動。地形図だとここから尾根に突き上げるのが一番傾斜が緩く距離も短そうだからだ。それに西口付近には車1台なら止められるスペースがある。そこには「山王岩峰入口」の標識があり道が奥へと伸びている。山王岩峰がどこにあるのか不明だが、おそらく尾根上のどこかであろうと予想、尾根までは使えそうと判断しそのまま進む。道は540m鞍部で尾根に乗るが、反対側の斜面には明瞭な道が下っていて、山王岩峰は左手(北)に伸びている道だ。これから登る尾根方向には「ゼンモン山」の文字が。おや、予想外に道があるのだろうか。だったらラッキーだ。

 尾根上は路岩が目立つが道が薄い道が通っている。少し進むとサイレンが登場。ダム放水時に鳴らすのだろう。その先も薄いながら道は続き、昨日の矢筈尾根と同様に目印が多い。明らかに登山者のものだろう。

 標高600m付近で傾斜がきつくなると岩が登場するが、ここは多数ある獣道を利用して右へと迂回する。傾斜が緩まると植林帯の登りへ。相変わらず道はあるような無いような状態だが藪は皆無で歩きやすい植生が続く。

 標高790m肩で大岩が登場、ここで尾根は左へと曲がる。帰りにはこの岩がいい目印となる。ここでいったん登りが終わり横移動となるが、その先の傾斜が緩いはずの840m等高線付近には地形図に表記がない岩混じりの急な尾根が登場する。登ろうと思えば尾根直登できそうだが、単独行では安全優先で獣道がある右側から巻く。考えることは皆同じようでこの巻き道には目印があった。岩稜帯が終わる頃に獣道は尾根に復帰する。尾根上には白い石が散らばっているが、おそらく石灰岩だろう。ゼンモン山の基盤は石灰岩らしい。

 なおも植林の尾根を東に進むと1ヶ所だけ頭上が開けた平坦地が出現。伐採跡だろうか。しかしすぐに植林帯へと戻って薄暗くなる。そして植林の尾根を詰めるとゼンモン山山頂に到着した。山頂は深い植林に囲まれて展望皆無だった。

 目印が多かったので山頂標識があるかもと思っていたが昨日の六呂場山と同じ木製の標識があった。右上には番号が書かれており、何かの基準で山に番号を付けているようだ。この感じだと1〜100までかな。そして今日この後に登る山全てでこの標識が存在した。たぶん、旧水窪町内の地形図記載の山は全て含まれているだろうし、その数は100に届くはずがないので、おそらく地形図に記載されていないピークにもこの標識はあると思う。

 久しぶりに見たのは将棋の駒型の山頂標識。これを見ると遠州の山に来た感じが強い。裏面の設置年月は20年近く前だったが、この標識の状態はかなり良好で、とても20年前のものとは思えないほどだった。まだまだこの先20年は持ちそうだ。

 帰りは往路を戻る。目印多数なので地形図の出番がないくらいだった。

 

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